Essential Store

関西に住んでもう7年が経とうとしている私がほうぼうからそのうわさを聞き、わくわくしながらこちらを訪れたのは年末のこと。
看板はなく一見民家。急な階段を登るとそこは別世界。年に数回しか店を開けない、売っているものは古着、食器、照明、盆栽、オブジェや小物類、紙もの、アクセサリーなどちょっと癖のある雑多なものたち。でも、こんなにしっくりくるのはなんでだろう。
1つ1つがハイセンスであることは勿論なのだけれど、もうこの空間が1つの作品のよう。

奥に進んで行くとまた階段があり、そこを下ってゆくと一階はギャラリーになっていて毎回趣向を凝らした展示がされている。サイレントオークションという試みが行われており、欲しいものがあったら競値を紙に書いておくシステム。欲しいものに貪欲に向き合い、物の価値観とは別の新しい価値観が生まれるということを大切にされているとのこと。
オーナーがどこかから仕入れてくるものたち。あまり利益とかを気にせず(気にしているかもしれないけれど)価値観が違う人が見たらがらくたばかりなのだと思うけれど、紙モノが好きで年季の入ったものが好きな私には宝庫でしかなかった。
外国から仕入れたという、古いスクラップブック。そうそう、こういうの好きだったんだ。2年前に出産を終えてから、ずっと忘れてた、こういうちまちました作業がとてもとても好きだったことを思い出した。
日本の広告スクラップも可愛かった。やっぱりこの時のデザイン好きだな。手作業でこの仕事、どのように作り込んでいたのかタイムスリップして覗いてみたい。

写真には無いけれど、古着のニットもワンピースも、この端から端までいただけるかしら?って言いたくなるほど好みだった。来世こそ富豪に。

ここの母体である、HEALTHの服も可愛い。メンズだけど少しオーバーサイズでスポーティーなシルエットが好きだからアウターで取り入れてみたいな。今年は久し振りに古着とかメンズのラインとかMIXさせてマニッシュな格好がしたいな。

洗練された大人に憧れるけど、いまいちなりきれない私の奮闘記!色々好きなものとかこちらで紹介できたらいいな。

おちゃ黄身OL

milkbar

とあるところで出会って意気投合したわたしたちの四方山話

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